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ライティングスタイル

伝わる文章を書くために、以下の点を意識して執筆しましょう。

1つの文に、1つの情報だけを書く

文をつなげる「ので」「ため」「かつ」「だが」などの接続詞を必要以上に使用せず、伝えたい内容ごとに文を区切りましょう。これにより、読者にとってわかりやすい文章になります。

推奨: このイベントは学生に人気があります。早めに申し込むことをおすすめします。定員が限られているため、注意が必要です。
非推奨: このイベントは学生に人気があるので、早めに申し込むことをおすすめしますが、定員が限られているため注意が必要です。

シンプルな表現を心がける

文章は、簡潔でわかりやすい表現を使いましょう。余計な言葉を省き、できるだけ短く伝えることで、読み手にとって理解しやすくなります。一読して理解できる文章を書くために、括弧の多用も避けましょう。

例1

推奨: 授業を登録してください。
非推奨: 授業の登録を行ってください。

例2

推奨: 履歴書や成績証明書など、必要な書類を提出してください。
非推奨: 必要な書類を提出してください。(履歴書や成績証明書など)

重複表現を避ける

文を短くし、意味を明確にするためにも、同語反復や重言などの重複表現を避けましょう。特にリンク先ページの概要文など、ユーザーが得られる情報を想起できるテキストを書きましょう。

例1

推奨: 部署ごとに、進捗を確認します。/各部署で、進捗を確認します。
非推奨: 各部署ごとに、進捗を確認します。

例2:リンク先をより想起できるテキスト

推奨: 大学の概要や特徴をまとめたガイドブックや受験生向けの入学案内など、Science Tokyoが発行する各種広報誌をご覧いただけます。
非推奨: 広報誌・刊行物についてご紹介します。(ページタイトルをなぞっているだけ)

同一言語で統一する

閲覧者が言語を切り替えない限り、同一言語で統一された内容になっているか確認しましょう。見出しの書き方にも注意が必要です。

推奨: ピックアップ
非推奨: (日本語ページ内において)Pickup

リンクの言葉を具体的にする

リンクテキストは、リンク先の内容が想起できる具体的なテキストにすることを推奨します。特に「こちら」などの指示代名詞を用いることやURLを直接文中に記載することは推奨されません。

迷う場合は、リンク先のページタイトルなどを参考にすると良いでしょう。ページタイトルだけでは不足する場合は、それに加えてリンク先のサイト名やメニュー名などもヒントになるかもしれません。

推奨の例

非推奨の例

過剰な敬語表現を避ける

敬語表現を過度に使うことで、情報が分かりにくくならないように心がけましょう。特に、学内に対する敬語や、外部に向けての過剰な敬語は読みづらさを生みます。

例1

推奨: お気軽にご利用ください。
非推奨: 何卒ご遠慮なくご利用いただけますと幸いでございます。

例2

推奨: 質問があれば、お気軽にお問い合わせください。
非推奨: ご質問がございました際には、どうぞご遠慮なくお問い合わせいただけますようお願い申し上げます。

英文では重要な情報を最初に書く

一般的な情報から具体的な情報へと階層化し、要点を先に、詳細を後に書きましょう。

英文では能動態を使う

能動態は簡潔かつ直接的で、文章をより魅力的にします。受動態は時に読者を混乱させることがあります。