動画・音声コンテンツにおけるアクセシビリティ
動画・音声コンテンツでウェブアクセシビリティ配慮が必要な理由
動画や音声コンテンツは、情報を理解しやすくする、記憶に残りやすくする、といった効果を期待できる有効な手段です。しかし、視覚や聴覚に障害があり映像や音声だけでは情報を取得できない方や、音が出しにくい(音が出せない)、周囲が騒がしいなどの環境では、映像や音声の情報が的確に得られない場合があります。 これらの利用者や環境においても、映像や音声コンテンツの情報を確実に届けられるように映像や音声コンテンツを作成する必要があります。
動画・音声コンテンツにおけるウェブアクセシビリティ対応のポイント
動画や音声コンテンツを作成する場合は、以下の点に注意して作成してください。
- 音声コンテンツの内容をテキストで代替する
- 映像コンテンツの内容を字幕や音声解説で代替する
- 映像コンテンツは閃光、点滅、急速な画面の変化をさける
- 音声や映像をiframeで提供する場合は、iframeにtitle属性を付与する
動画や音声コンテンツは、テキストと画像で構成されたコンテンツよりも情報量が多いため、ウェブアクセシビリティ確保の難易度は高くなる傾向があり、対応検討に時間を要する場合があります。
ウェブアクセシビリテに対応することを企画段階で想定することで、ウェブアクセシビリティに配慮した動画や音声コンテンツが提供できます。
※ライブ配信の映像に関しては、ウェブアクセシビリティ対応の対象外とします。