コンテンツにスキップ

動画・音声コンテンツにおける配慮のポイント

音声コンテンツの内容をテキストで代替する

音声コンテンツを提供する場合は、その内容をすべて書き起こしたテキストの提供が必要になります。 音声を代替するテキストでは、発話内容はもちろん、誰が発言したのかや、音楽が流れている場合はその情報など、音声コンテンツを聴いた際に得られる情報をテキストで提供する必要があります。

音声コンテンツをテキストで代替する要素

以下の要素を代替したテキストを、音声コンテンツを提供しているページと同じページで提供する必要があります。

  1. 登場人物の発話
  2. ナレーションの発話
  3. オーディエンスの反応(笑い声、拍手など)
  4. 効果音(動物の鳴き声、電話やメールの着信音、ドアを閉める音など)
  5. 音楽(流れた時に音楽の情報を提供する)

記者会見の音声録音のように音声情報のみのコンテンツの場合、音声が提供されているWebページにおいて、テキストで同じ内容の情報が存在している場合は、代替手段の提供は不要です。

映像コンテンツの内容を「字幕」や「音声解説」で代替する

映像コンテンツの内容を代替するには、視覚や聴覚に障害のある方や、映像を確認できない、映像の音声が聞こえにくい環境においても映像情報を提供できるようにする必要があります。 これらに対応するには、映像内での会話やシーンなどの情報を映像内の字幕として提供する場合と、映像の情報を音声解説で提供する場合があります。 映像コンテンツの内容によって、どちらか、または双方を提供するようにしてください。

YouTubeなど外部サービスで映像コンテンツを提供する場合は、それぞれのサービスにおいて適切な方法で字幕や音声解説を提供してください。

映像コンテンツをテキスト(字幕)で代替する要素

映像内の情報を代替する場合は、会話やナレーションだけを代替するのではなく、映像を観た時に得られる情報と同等の情報を提供する必要があります。これらの要素を代替し、映像内で字幕や音声解説で提供する必要があります。

  1. 映像内の主音声(会話・ナレーションなど)
  2. 重要かつ主音声では説明されていない、または主音声の文脈でも読み取れない動き
  3. 顔の表情、風景の説明(主音声ではわからない場合)
  4. シーン・場面の変化(主音声ではわからない場合)
  5. 映像上の文字(タイトルやクレジット、話者の名前、スライド、フリップ内の文字など)

また、映像上で提供される文字については、文字と背景のコントラスト比率を4.5:1以上確保してください。

アニメーションのように提供するコンテンツが映像のみで構成されている場合は、トランスクリプト、もしくは、音声情報によってコンテンツを代替する必要があります。ただし、映像を提供しているWebページにおいて、テキストで同じ内容の情報が存在している場合は、代替手段の提供は不要です。

映像コンテンツは閃光、点滅、急速な画面の変化をさける

激しい閃光や点滅するコンテンツは、光感受性発作(※1)を引き起こす要因となる可能性があります。 閃光や点滅するコンテンツは、閲覧者に対して悪い影響を及ぼすだけでなく、該当箇所の情報が取得てが困難になる場合があり、注意が必要です。 そのため、映像の中で1秒間に3回を越える激しい光の点滅をする映像/アニメーションは利用しないでください。

※1:光感受性による発作性障害のある人は、特定の周波数で数回以上の閃光を放つコンテンツによって発作を引き起こす恐れがあります。

音声や映像をiframeで提供する場合は、iframeにtitle属性を付与する

Webサイトで映像や音声をiframeを用いて提供する場合は、映像や音声を埋め込んだiframeに何を提供しているかを示すtitle属性を付与してください。

title属性を付与しないとスクリーンリーダーなどの支援技術(※2)では、そのiframe内でどのような情報が提供されているかが理解できないため、title属性に「〜〜の動画」「〜〜の音声」などのiframeに埋め込んだコンテンツの情報を付与してください。

※2:スクリーンリーダーの種類によっては、title属性が読み上げられない場合があります。