設計方針
Science TokyoブランドをWeb上で実現するため、大学のWebサイト全体を対象としてWebガバナンスの考え方を活用しています。
Science TokyoブランドをWebサイトで実現するためのWebガバナンス
Science Tokyoブランドにブランド価値を蓄積するブランドタンクを活用するブランド体系を踏まえて、Webサイトにおいても、Webガバナンスの考え方を活用し、単一のWebサイトごとではなく大学のWebサイト群全体で⼀貫した広報戦略を実現するためのエコシステムを構築しています。
- Science Tokyoブランドの社会への価値訴求
- 組織間でのScience Tokyoブランドの共有
- 各組織で獲得したブランド価値の蓄積・活用
Webガバナンスとブランドを発信するエコシステム全体像の考え方
大学サイトのWebガバナンス
Webガバナンスとは、複数のWebサイトを保有する組織が、個別のWebサイトごとに運営・管理することで発生するさまざまな課題に対し、Webサイト群全体で情報資産を活用し全体最適を行う取り組みであると考えられます。
同様に、非常に多くのWebサイトを保有する大学において、ブランドを発信するエコシステムの中核としてWebサイトを活用していくため、大学サイトの運営にWebガバナンスの考え方を取り入れ、Webサイト群全体を構造化して全体最適しました。
Webガバナンスは、一律のルールを全てのサイトに適用することでなく、Webサイトごとの役割・目的に応じた適用範囲を決めて段階的に実行していくものです。本学においても、多様な組織がそれぞれの意思や意図を持った情報発信を可能とするために、独自性が重視される組織が主体となるサイトに対しては自由度を高めるなど、グラデーションをつけた適用の運用方針を整備していきます。
Webサイト群全体の方針とメディアプラットフォーム
Science Tokyoブランドの一貫した広報戦略を実現するため、複数のWebサイトを横断するサイト群全体の方針を策定し、各サイトから発信するメディア情報を共通の情報資産として管理・運用するためのメディアプラットフォームを運用しています。
Webスタイルガイドの活用
Science TokyoブランドをWebサイトで一貫性を持って届けるために、本デザインシステムの一部としてWebスタイルガイドを活用しています。Webスタイルガイドは、Science TokyoのWebサイトの立ち上げや運用を行うために利用する具体的なデザインデータやUIコンポーネントで構成しており、”Science Tokyoらしさ”や、その表現方法、コミュニケーション方法についてまとめています。